海外のセレブ

彼女にいい格好をしてしまい、引くに引けない状況となったのも、自業自得だったのですが。

彼女の誕生日プレゼントとして、数十万円のブランドバッグを「買ってあげる!」と大見栄を切ってしまったのです。



出会い系サイトの掲示板には、お金が必要な理由を正直に記入したのですが、届いた返事はどれも辛らつなモノばかりでした。

「バカか?」「何で無理する必要があるんだ」といった内容の中、1通だけ救いの手が混じっていたのです。

「可哀想だから、逆援助してあげようか」と綴られていたのです。



藁にもすがる思いで、早速返事を送りました。

何と援助してくれる金額が、愛人契約1ヶ月で30万円!との事だったのです。

これにはビックリすると同時に、どこか胡散臭さと危険性すら覚えたのも事実でした。



ですが他に選択肢も無く、これに同意して会ってみたのです。

待ち合わせ場所には大きなサングラス姿の、まるで「海外のセレブ」風なマダムでした。

彼女は1年の大半をニュ-ヨ-クで暮らし、年間1ヶ月間だけ日本に戻って来るのだとか。



お金は前払いで、ブランド物を別に沢山買って貰えたのです。

これ幸いと、その中の1つを彼女の誕生日プレゼントに充てて、30万円は丸儲けでしたネ。